作ろう、創ろう、繕う。思いついたら、つくろう。そんな日々

2015年2月25日水曜日

pochette:ひもの作り方

ポシェットのひもの作り方の工程を、写真で説明していきます。

ひも作りの強い味方クロバー「テープメーカーW」


軽く折り目をつけて、中に入れます。


目打ちなどで引っ張り出します。


テープメーカーWをひっくり返します。


さらに、引っ張ると「おお!」と思わず声が出る程、するすると出てきます。


出てきたら、折られた両端が開く前に、アイロンをかけておきます。

両端が均等に折られた生地↓


端からほつれるのを防ぐため、端を1cm折ります。


そして、両端をもう一度折り込みます。

 ぎゅ
(ここでアイロンをかけておくと良い)↓


それでは、ミシンで縫っていきます


が、細いところを縫うため、糸が絡まらないよう最初は手で慎重に何針か縫います。


端が縫えたら、90°向きを変え


目打ちで押さえながら、ここも手動で進める。1〜2cm縫い進めたら、その後はミシンの電源を入れて縫い進める。
※糸が絡まるのを防ぐため


最後も最初と同様、端→両端の順に折り込む。


最後は再び手動で縫う(最後は返し縫い)。

 と、
 完成!

ショコラーシカも満足気。

時間がある時にちょこちょこ作っておくと、色んなことに使えて便利です。今回は時間の都合上、片側のみを縫いましたが、左右両方縫うと見栄えが良いし、丈夫になります。

このテープですが、もしガーゼやローン生地など、薄手の生地を使用する場合は、接着芯を生地に貼ってお作りください。

*  *  *

質問等ありましたら、コメント欄にお書きください。


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おまけ:
ミシン作業の私の横で、
娘は「スカイツリー切り抜く!」と張り切っています。


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手づくり講座用ハンドブック


手づくり講座に使用するハンドブック
今回は今までよりもずっと制作過程を細かく分け、詳しく書いたつもりです。

広告代理店でデザイナーとディレクター時代、その中でも最も気を遣った仕事が「マニュアル作り」でした。様々な情報を、見た人に分かりやすく理解してもらうための「マニュアル」
チェックをする時は「初めて読む」つもりで頭をリセットしています。
「初心忘れるべからず」

これ、結構難しいです。

良い意味で「慣れる」ことなく、色々なことに取り組みたいです。

ちなみに、出産・育児のためお休みしていた、フリーランスとしてのデザインのお仕事ですが、4月から少しずつ再開します。企業様向けの大きなプロジェクトではなく、個人のお客さまとの小規模なお仕事中心です。

何かを伝えたり、教えるのに、説明書やマニュアル(「使い方」「作り方」等)を作りたいが、どうやったら良いか分からない。
ワードやエクセルなどで作った、簡素な説明書きではなく、読んでいて楽しくなるようなマニュアルを作りたいという方、ぜひご相談ください。

aki.mond.sonne★gmail.com(★を@に)
竹内明恵宛

つくろうびより

「つくろう」は作ろう、創ろう、繕う

特別なことではなく、日々の行いの一つとして、
当たり前のように、好きなように、
つくろう、色々と

お裁縫、デザイン、その他色々書こうと思います