作ろう、創ろう、繕う。思いついたら、つくろう。そんな日々

2015年3月31日火曜日

sewing:コの字ぬい

コの字ぬいについてです。「はしごぬい」ということもあるようです。
2枚の生地(主に返し口)を折り山でぬい合わせる方法です。糸が表側に出ないので、ぬい合わせをきれいに処理できます。
 それでは始めます
 針を入れるのは、生地の内側からです
 折り目の内側をすくってください
 折山から針を出す時、気持ち内側を意識してみてください
針を出したら、反対側の生地に針を入れ、生地の内側を通り、針を出します。
間隔は4〜5mmほどで、ぬい進めます。
糸の通り道は、下図の図解を参考にしてください。
(クリックすると拡大します。)
 
ぬい終わりましたら
 終わりましたら!
 きゅーーーーっとひっぱって、返し口を閉じてください。
(ここが一番楽しいです。個人的に。)
 ぬい終わったら、同じぬい方で、2〜3針元の方向に戻り
 できるだけ生地の際のところで
玉結びをして
もう一針、ぬい
 少し引っ張り、糸を切ります。
生地を手に持ち、引っ張ったり馴染ませると、糸が中に入り込み、見えなくなります。
出来るようになると、楽しくてしょうがない、
覚えていて絶対に損のない、コの字ぬいでした。


2015年3月30日月曜日

まちばり文庫



5/23(土)川口駅より徒歩7分、川口神社の境内で行われる「第3回 川口一箱古本市」に参加します。実は1、2回目と「あきの本棚」という屋号で出店していましたが、3回目の今年は、この古本市で出会い、仲良くなった「ハコノモリ堂」さんと一緒に「まちばり文庫」という名で出店します。

このイベント、都内で行われる様々なイベントと異なり、混み過ぎず、少なすぎず、人の量がちょうど良いのが、オススメポイントです。
川口、川口近辺にお住まいの本好き、本は嫌いじゃないという皆さま、遠方に行楽も素敵ですが、地元にも結構楽しいイベントありますよ!

*  *  *


緑の気持ち良い季節、昨年と同じ、ポネットさんという小さなカフェも出張するそうで、焼き菓子やサンドイッチ片手に、お気に入りの本を探しにいらっしゃいませんか?
ポネットさん、去年食べましたが、とても美味しかったです。


出店される他の皆さんも個性豊かで、並ぶ本の種類もバラエティにあふれ、小さな境内は面白い本屋さんだらけ。本物の古本屋さんも出店されています。

「まちばり文庫」は素人のお店ですが、だからこそ実際に読んだ本だし、ハマる人にはハマるラインナップだと思います。どんな本を出すのか、企画はこれからですが、ちょっとずつこちらのブログで紹介していきます。(ちなみにロゴは仮ロゴです!これから作ります。。。)

ちなみに私は引越前の大整理、ということもあるので、破格の値段(多分)で出品予定です。緑滴る川口神社の本祭り、ぜひ遊びにきてください。


2015年3月22日日曜日

pochette:短い持ち手の作り方

ポシェットの持ち手が付け替え可能なタイプの場合、
短い持ち手を作り、ハンドバッグとしても使えるようにすると便利です。

今回は持ち手に金具をつけるタイプをご紹介します。

持ち手の長さは30cm〜お好みで。
金具は手芸材料店で購入してください。

pochette:ひもの作り方を参照に、端を折り込みます。


金具に通します。
 3cmほど通したら折り、
 縫い付けます。
 反対も同様に縫い付け、出来上がりです!

無地でベーシックな色味のものを一つ作っておくと、色々な柄のバッグに合うので、重宝すると思います。レザーで作っても良いですね。
お好きな組み合わせで、楽しんでみてください!

2015年3月21日土曜日

pochette:ふたの作り方 3(本体に縫い付け)

ちょっと間があいてしまいましたが、
pochette:ふたの作り方 2(裏表縫い合わせ)より続きです。

ふたを本体に縫い付けていきましょう。
本体の中央下部(ポシェットの完成時、背面になる側)に、表の柄同士を合わせて待ち針で留めます。
縫い付けます。
 縫い付けました。
ふたを縫い付けた本体を…
 ぱたん。中表にたたみます。
両側を1cmの縫い代で縫い、折り畳んだ側の両角をカットします。
 表に返すと…
ふたが付きました!

最初からご覧になりたいかたはこちら↓
pochette:ふたの作り方 1(ループの付け方)

ふたの付け方だけで、3つの記事に分かれてしまいました。。。
記事の表裏、上下等迷うことがあるかもしれませんが、その都度落ち着いて確認しながら進めてみてください。

現在、3/27の手づくり講座「名前のこものいろいろ」に向けて、準備中のため、更新が滞りましたが、その後は週1……くらいを目安に更新していく予定(目標)です。






2015年3月7日土曜日

pochette:ふたの作り方 2(裏表縫い合わせ)


ループを付けた生地(ふた裏)とふた表の生地を中表(表同士を合わせること)にします。
※この辺り、裏と表という言葉が混同しやすいので、気をつけてください。

 待ち針を差してある3辺を1cmの縫い代で縫います
 ループのところは数往復して、しっかり縫い付けましょう
 縫えました
 角をカットします
縫い目の角から1mmくらいのところです
縫い目を切らないよう、要注意!
 縫い代を割ります
アイロンを使うと、よりキレイに仕上がります
 ひっくり返します
 よいしょ
 目打ちで角を出して、形を整えます
左:目打ち後 右:目打ち前 
 端も整えましょう。ここでも、アイロンを使用するとよりきれいに仕上がります。
待ち針やアイロンは面倒かもしれません
私も最初は一切使ってませんでしたが、やはり使ってみると仕上がりが格段にきれいになり、今ではアイロンは横に常備して、ミシンを使います。

娘(2歳半)にも「これ、すっっっごく熱いから、触らないで」と言えば触りません。
(とは言え、もちろん絶対に目は離せませんが!)

pochette:ふたの作り方 3(本体に縫い付け) に続く

2015年3月4日水曜日

pochette:ふたの作り方 1(ループの付け方)

ポシェットのふたの作り方について、工程ごとに細かく写真で説明していきます。

用意するもの:ループ用のひも(10cm)、ハギレ(約1cm×3cm)
ループ用ひもを半分に折り
ハギレではさみ
ミシンで縫い留めます。
2〜3往復して、しっかり縫い留めましょう
下の写真のように、はさんだループ用ひも側を手前にして縫うと、ずれません
写真のように出来上がります
ふた裏生地(表)の中心部に印をつけます
短線が中心線で、長線が仕上げ線です
さきほどのループ用ひもを置きます
この時、ふたを仕上げる線よりも外側にハギレがくるように置きます
(ハギレが線より内側に入ると、後からハギレがはみ出して見栄えが悪くなるため)
ふた裏生地(表)とループ用ひもを縫い留めます
この場合も、ループ用ひもは手前にくるように置いて縫ってください
ハギレとふた裏生地(表)をしっかり縫い留めることで、
ループが外れるのを防ぎます
2〜3往復して、しっかり縫い留めましょう
以上、ループ用ひもの付け方の詳細でした
こうして細分化するとものすごく手間がかかるように感じるかもしれませんが、
一つ一つの工程は短時間でできますので、確認しながらやってみてください。

pochette:ふたの作り方 2(裏表縫い合わせ) に続く